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命の選択

人生には、色々、決断する事がたくさんあります。

それが、命の選択となると常に平常で、判断出来るのかを
問いかけ続いています。

ここ数日、水分も摂る量が、少なくなった父は、
毎日、水分を補給するための点滴に
通うようになりました。
心臓の手術をすると利尿剤を飲むため、
水分が、とれなくなると
だんだん、弱々しきなってきました。
病院で、栄養状態をあげるため
胃瘻を作って、もう一度、体力をつけましょう!と
言う選択をする事になりました。

あんなに病院に行きたくないと思ってる父に
もう一度、入院してもらう選択は、
想像以上に悩みました。
悩んだ末、入院してもらいました。

入院する前の日は、父の横で寝ました。
戻って来れたらいいな〜
これが、最後だったらどうしよう・・。
複雑な夜でした。

毎日、家族や妹や孫達も次々と人が来て
父の面倒を見てます。
夜中も3時間に一回は、様子を見て
オムツを変えたり、水分を飲ませたり
それは、大変と言えば大変なんですが
辛くもなく、まるで、新生児の赤ちゃんが
我が家にやって来ている様に
当たり前に笑って話しかけて
あやす様にアイスを選ばせて
美味しいと笑う父と共に笑顔になる
その生活は、限りある時間を共に愛おしい時間として
生活しています。
私達、家族は、とにかく生きてて欲しくて、
そして、ベッドの上でも笑っていて欲しくて
毎日、楽しんでもらえる様に工夫の連続でした。

今、まだ、父は、胃ろうもしてなく点滴入院をしています。

また、迎えに来てと電話が、始まりました。

今の私に出来ることは、なんだろう?
個人の気持ちを汲みとってあげるのなら

命が、短くなったとしても
退院させて、家で看取る・・。

きっと弱っていく父を冷静に見れるのか?
それなら、病院にいた方がいいのでは・・。

もし、自分だったら・・。

今、真剣に考えているのは、
思い切って仕事をセーブして
家で、看取る・・。

親を看取った友達の話を聞いたり
プロに色んな相談をしてみよう。

命の選択を日々、妹達と話して心を整理している私です。

人間の時間は、限りがある。
当たり前に暮らせること。
ご飯が、食べれること。
太ること。身体が、動けること。
自分の行きたいところに行けること。
会いたい人に会えること。
たくさんの当たり前が、幸せな事なんだと‼️

今、父が、私にたくさんの事を教えてくれています。

さて!どうする私‼️

たぶん、既に心は、決まっています。
後は、覚悟だけです。

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keiko

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