「運動したほうがいいのは、分かっているんですけど」
そのあとに続く言葉が、人によってまったく違います。時間が取れない。腰やひざが心配で動くのが怖い。何度か始めたけれど、いつのまにかやめてしまった。
どれも「運動が苦手」の一言でまとめられてしまいますが、中身が違うので、次にやることも変わります。
石川県小松市のサルブが、その中身を3つに分けて整理します。そのうえで、横になったまま受けられるEMSがどこに向いているのかもお話しします。
「運動が苦手」は3つの別の話が混ざっている
ひとつめは、時間。やる気の話ではなく、確保できる枠がない状態です。
ふたつめは、身体からの負担。動くと腰やひざに響く、翌日に残る、という方がここに当たります。
みっつめは、続かないこと。始めることはできるけれど、やり方が合っているか分からないまま、なんとなくやめてしまう状態です。ぽっこりお腹の原因と対策にも書いたとおり、この止まり方をされる方は珍しくありません。
この3つは、次にやることがまったく違います。時間が足りない方に「まず正しいフォームを覚えましょう」とお伝えしても、覚える時間がありません。動くと痛みが出る方に回数を増やしていただいても、逆の結果になります。
ですから、自分がどれに近いのかを先に決めます。ひとつに絞れなくても構いません。いちばん大きいものがどれかが見えていれば、話が進みます。
時間が取れないとき、先に見積もること
時間が足りないと感じている方は、週に何分なら空けられるかを先に出しておくと、話が早くなります。
続けられるかどうかは、始めるときの熱量よりも、生活の中に何分の枠があるかで決まります。ここを決めずに始めると、続かなかったときに「自分の意志が弱かった」という結論になり、次にもう一度始めるのが難しくなります。
サルブでは、施術のあとのカウンセリングで、通うペースやご自宅でできることをお伝えしています。無理なペースで始めて途中で止まってしまうより、回数は少なくても続くペースで通っていただいたほうが、結果として先まで進めるためです。
もうひとつ、時間を考えるときに一緒に見ておきたいのが、座ったままの時間です。厚生労働省の健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023 推奨シート:成人版(2026年9月9日確認)では、座位行動(座りっぱなし)の時間が長くなりすぎないように注意する、という推奨が示されています。まとまった運動時間を作れなくても、ここは今日から動かせる部分です。
3つそれぞれで、最初に見るところを並べておきます。
空けられる枠を先に決める。座ったままの時間も一緒に見る
続け方の前に、原因の確認。痛みがあるなら医療機関へ
フォームを自分で管理しない形を選ぶ。横になったまま受けられるかを見る
身体からの負担があるとき、外せない確認
動くと腰やひざに響く、という場合は、話の順番が変わります。
痛みがある、急に変化した、じっとしていてもつらい。こうした状態を生活習慣の話として片づけず、医療機関で診てもらってください。サロンで扱う範囲ではありません。
具体的にお受けできない条件は、この記事の後半にまとめています。
やり方が分からず続かないときの「ながら」
3つめの「続かないこと」は、少し性質が違います。
身体を支える奥の筋肉は、自分で意識して動かすのが難しい部分です。腹筋運動をしても、動いているのは主に表面の筋肉で、姿勢を支える側にはうまく入らないことがあります。正しく効かせるには姿勢とやり方の精度が要りますが、それを一人で判断し続けるのは簡単ではありません。「合っているのか分からないまま、やめてしまった」という止まり方をされるのは、ここです。
サルブでご案内している SIXPAD メディカルプロは、干渉波技術を使った業務用のEMS機器です。体幹の筋肉を使う練習として組み立てていて、何もしなくても結果が出るものとしてはご案内していません。横になったまま受けられるので、フォームが合っているかどうかの判断を、自分で抱え続けずに済みます。
ただし、正直にお伝えしておきます。これは痩せるための機械ではありません。EMSでできるのは筋肉を動かすことで、脂肪を減らすことではありません。何ができて何ができないのかは、EMSって本当に効くの?という記事に、包み隠さず書いています。
お腹まわりの見た目に効いているのが、脂肪なのか、姿勢なのか、お通じやむくみなのか、支える筋肉なのか。どれに近いかで、やることが変わります。その見分け方は別の記事で扱っていますので、読み終えたあとにあわせてご覧ください。
横になっている時間に、何をしているか
では、その「横になったまま受ける時間」に実際に何をしているのか。初めてご来店いただくときに、当日の流れをお伝えしてから始めます。
気になっているところと、どうなりたいかを伺います
トレーニングウェアに着替えていただき、電極パッドを貼ります
横になっていただいた状態で、干渉波EMSが体幹に働きかけます
強さはお一人ずつ様子を見ながら合わせます。つらければその場でお知らせください
通うペースやご自宅でできることをお話しします
じっとしているだけの時間ではありませんが、自分で姿勢を作る必要もありません。ここも、始める前に知っておいていただいたほうが安心だと考えています。メニューの詳細はSIXPAD メディカルプロのページにまとめています。
パーソナルトレーニング・ピラティスとの違いは入口
ここまでは横になって始める形の話でした。自分で身体を動かす方法とは、何が違うのか。
パーソナルトレーニングやピラティスも、姿勢を土台に置いた方法です。サルブでは、どちらが上という比べ方はしていません。
違うのは入口だけです。自分で身体を動かしながら覚えていくか、まず横になって体幹から始めるか。そこが分かれ道になります。
身体を動かすことそのものが嫌ではない方は、動きながら覚えていくほうが合うこともあります。逆に、動く前の段階で止まってしまう方は、寝たまま始められるほうを入口にしやすいと思います。いま自分がどこで止まっているかで選ぶものだと、カウンセリングではお伝えしています。
受けられない方
サルブでできるのは、医療の判断の代わりではなく、安全に受けられる範囲を確認しながらご案内することです。次に当てはまる方は、施術をお受けいただけません。
心臓に疾患のある方、ペースメーカーなど体内に医用電気機器を装着している方
妊娠中の方、出産直後の方
悪性腫瘍の治療中の方、急性疾患・感染症で発熱がある方
血圧に異常のある方、知覚に障害のある方
通院中・服薬中の方へ
上に挙げた項目とは別に、持病で通院されている方、お薬を飲んでいる方がいらっしゃいます。
この場合は、あらかじめお受けできないという意味ではありません。事前に主治医へご確認のうえ、カウンセリングでお知らせください。伺った内容をふまえて、受けられる範囲を一緒に確認していきます。
サルブは医療機関ではありませんので、医療に関わる判断はいたしません。そのぶん、確認できていないまま進めることもしていません。
続けられそうかを、先に確かめる
無料カウンセリングでは、その場で契約を決めていただく必要はありません。
「自分の場合、どれがいちばん詰まっているのか」 「このペースなら続けられそうか」 「そもそも受けられる身体の状態なのか」
この3つを確かめるだけでも構いません。運動が苦手なことは、言い出しにくい話でもあります。うまく説明できなくても、止まっている場所をそのまま持ってきていただければ、そこから一緒に整理していきます。
よくある質問
運動がまったく続いたことがないのですが、大丈夫でしょうか?
どのくらいで見た目が変わりますか?
時間がほとんど取れないのですが、それでも相談していいですか?
参考にした公式情報
- 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」推奨シート:成人版(座位行動の推奨事項。2026年9月9日確認) https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/exercise/s-00-002.html
- SIXPAD 公式サイト(メディカルプロ製品ページ・使用上の注意)
- サルブ公式サイト SIXPAD メディカルプロのページ(干渉波技術・8チャンネル16電極・施術の流れ)

