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父親の退院で感じたこと

父親ネタをまた書きます😌

お父さんの退院の日が、決まりました。
入院途中に体調を崩して予定より長い入院になりました。
高齢のため、大手術をすると色々とあります。

2ヶ月の入院は、84年間、健康で自由に動き回っていた
高齢の父には、コロナで、誰にも会えず、
気丈な性格であっても、
心が、折れていき
食べることも・リハビリも進まなくなりました。
毎日かかる電話は、帰りたい!です。

その1ヶ月毎日10回くらい続いた電話すら
最近は、かからない日も増えてきました…。

電話の掛け方もわからなくなってきたのか・・。

センモウが、少しありますと言われたけど
早く連れて帰らないと、
認知になっていくんじゃないかと
迎える側の私達も不安に思った。

家に帰りたい!!そればかり言う父に病院からの提案は
家から通うリハビリだった。

いきなりの退院話・・。
状況も詳しくわからず、介護もしたことない家族には、
覚悟がいるのも事実でした。

ほんの少しの時間を頂き、
迎える準備の仕方を病院の方から
丁寧に教えて頂きました。

ほんの少しの時間をもらった事が
親不孝なのかな?と自分を責めました。
頭から離れなくて、
仕事をしながらキチンと面倒を見れるのか?
今、どんな状態かも見てない父親を
受け入れる覚悟から逃げてるのかな?と
自問自答の葛藤していました。

私の微妙なまとまらない気持ちを
話しをする事もうまく言えずに
モヤモヤとした時間を過ごしていました。

介護をして見送ったいとこに電話して
色々な体験や感じだ事を教えてもらいました。

私が、すぐに退院を受ける事が出来ず
1週間伸ばしてもらった、まとまらない
自分の心境を話してみました。
そうしたら
『いいよ〜それでいいよ〜』
『これからが長いからね。それに頑張り過ぎないで
自分のやりたい事もすればいいよ。
ケアマネジャーさんが色々サポートの仕方を
教えてくれてたから何とかやれたよ〜』と。

『誰もが通る道だから大丈夫だよ❗️』

この一言で、フッと楽になりました。

人は、その時の立場になってみないと
本当にわからないものです。
色々と壁にぶち当たった時にいつも感じます。

高齢の親がいれば、いつかは、当たり前ですが
それでも元気だった両親のおかげで
普通に暮らしていました。

介護の話は、
やはり他人事でした。
体験していない事は、わからないです。

なので、体験した人の言葉には、
やはり救われました。

人を頼って、教わりながら
生活をして見ようと思えました。

そして、私の経験が、
誰がのお役に立てるときもあるかも知れないですね

あの日、亡くなったかも知れない父親が
もう一度、親孝行のチャンスを与えてくれた事に
感謝しかないです。
私は、良い娘では、なかったので
あのままお別れしたら後悔したと断言出来ます。

もう一度のチャンス
すべてに意味があると感じました。

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keiko

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