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九谷寛山・さぶろっちゃん

父の15才も年下の弟の三郎さん。

私の叔父さんが、亡くなりました。
さぶろっちゃんって
呼んでました✨

結婚するまでは、
ずっと一緒に住んでいて
たくさん遊んでもらいました。

一言で言うならさぶろっちゃんは、
『仏さま』
愚痴も悪口も聞いた事がない。
人思いの
とても優しい叔父でした。
さぶろっちゃんの
温かい人柄なんでしょうね
こんな時期なのに
300人もの方が、
お別れにいらしてくれました🥲

さぶろっちゃんの生涯を
見て私が、学んだのは、
『優しい』とは『強さ』
なんだなぁーと。

誰に聞いても優しい人
おだやかな陽だまりの様な人と
例えられるくらいの
温かいさぶろっちゃんですが

若い頃から
九谷焼を極める努力と
揺るぎない信念は、
優しいだけでは、絶対に
出来ない努力です。
幼い頃、すごい枚数の練習の薄い紙を
たくさん見てました。
向かう姿勢は圧巻でした。

ブレない強さは、凄いです!

その甲斐あって
向こう何年先も依頼があったそうです
もっと描きたかっただろうな。。

今日、奥さんと話をしていたら
年末に県外に住む
娘家族に会いに行こうって
言い出したり、息子の婚約者に
亡くなる1週間前に初めて会い
『もうこれで思い残すことはない』と
言ったんだと話してくれました。

虫の知らせってあるのかな。

本当に思い残す事ないのかな?

お葬式の幼なじみの弔辞や
孫娘のお手紙朗読は
たくさんたくさん愛情をもらった事を
ちゃんと伝えていて泣けました🥲

人間って亡くなるときに
生き様が出るとしたならば
さぶろっちゃんの人生は、
本当に素晴らしい人生だったと
思います。

さぶろっちゃん
ありがとうございました。
沢山の優しさを本当に
ありがとうございました〜

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keiko

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